ノベルティバッグ 各素材の特徴

バッグに使われる素材の特徴やおすすめの用途をご紹介

ノベルティやグッズとして人気急上昇中のオリジナル名入れエコバックですが、使用される素材も様々です。コットン・キャンバス・不織布など色々な素材がありますが、それぞれの特徴はご存じですか?この記事では各素材の特徴について詳しくご紹介していきますので、素材による違いが良く分からないなぁという方は是非参考にしてください。

エコバック素材その-1 『コットン素材』の特徴

エコバック制作の定番素材の一つと言えるのが『コットン』素材です。こちらは「綿」を原料とした素材になります。エコバッグの定番素材で、初めての方にもおすすめの素材です。コットン素材の特徴としては下のような点があります。

コットンの特徴①肌触りが良く、柔らかい

コットンは肌触りが良く、丈夫で使い勝手が良い素材です。特に綿由来の優しい触り心地は、コットン素材ならではの特徴と言えるでしょう。その肌触りの良さからエコバッグ以外にも、Tシャツなどの衣類やタオルにも使われています。

また、バッグに使われるコットンは無漂白のナチュラルカラーが多く、柔らかいイメージが特徴の素材なので特に女性に人気があります。一般的にバッグに使われるコットン素材というと約4~5オンスの薄めの生地が使われます。

コットンの特徴②インクが乗りやすく、印刷もきれいに仕上がりやすい

コットン生地は表面の凹凸が少なく、「印刷もきれいに仕上がりやすいという点」も特徴の一つです。そのため、ノベルティやグッズなどのオリジナルバッグ制作に最もよく使われます。初めてオリジナルバッグを作る方や、印刷の仕上がりも出来るだけきれいにしたいという方にはおすすめの素材です。

コットンの特徴③無漂白の生地は地球にもやさしい

エコバッグによく使われる「無漂白コットン」は、地球環境に優しいところもポイント。晒しと染色の段階で化学染料を使わないため、地球環境にやさしくとてもエコロジーです。このような点から、環境問題に取り組む企業様からも多くご利用をいただいています。

コットンの特徴④シワがつきやすい

 これはそもそも素材となる綿の特徴なのですが、折りたたんだり水に濡れたりするとシワになりやすいという特性もあります。簡単にシワシワになってしまう、という程ではありませんが、折りたたんだ際などは折シワがつきやすいので、その辺りは注意していただいた方が良いかもしれません。

コットンの特徴⑤薄手で若干透け感がある

ノベルティなどのバッグ製作における「コットン」素材は一般的に4~5オンス程度の薄手の生地がほとんどです。薄手なので安価で作成できるというメリットもありますが、その反面として若干の透け感があるという点も特徴の一つです。透ける感じが嫌な場合は厚手のキャンバス素材の方がおすすめです。なお、耐久面についてはよほど重いものを入れない限りは、コットン素材でもそこまで心配する必要はありません。

 

コットンの特徴は概ね上記の様な感じです。「エコバック市場」ではシンプルなデザインのバッグからお買い物に便利なマルシェバック、お弁当箱入れに便利なランチ巾着など様々なコットンバックをご用意しています。用途に併せて商品をご選択頂く事もできます。

初めてオリジナルのエコバックをお作りになる方にはおすすめの素材となりますので、気になった方はコットンバック商品一覧をご覧ください。

エコバック素材 その-2 『不織布素材』

「不織布」とはその名の通り織っていない布のことです。繊維を織り込むのではなく、接着剤や熱で結合させてシート状にしたものになります。最近では「不織布マスク」が知られていますがバッグや掃除用シートなど、色々なものに使われている素材です。原料は色々ありますが、エコバッグにおける不織布はポリプロピレンと呼ばれる(PPとも呼ばれます)原料を使用したものがほとんどです。

では不織布のバッグとはどんなものか、その特徴を紹介していきます。

不織布の特徴①価格が安い

不織布素材のエコバッグ最大の特徴は、何といっても「価格が安い」ことです。生地を織り込む工程がないため、その分費用も安くなるというわけです。

価格の安さは他の素材よりも頭一つ抜けており、例えばA4サイズのバッグ(無地)の相場はコットンだと最安70円~80円程度なのに対し、不織布の場合だと35円~50円程度まで下がります。コスト重視の販促品などにうってつけの素材と言えますね。そのためノベルティや配布用に使われる激安バッグには、不織布が最も利用されています。予算はそれほど掛けられないけど、大ロットで制作したい方には特にお薦めです。

不織布の特徴②カラー展開が豊富

不織布素材のバッグは本体の色展開が豊富というのも特徴です。不織布の生地は、バリエーション豊かな色で生産されており、市場にも多くの色が流通しています。そのため他の素材と比べるとカラー生地が多く、コストも変わらないというメリットがあります。

弊社の不織布バッグも様々な本体色でご用意しており、多いものでは10色以上のカラーバリエーションがあります。選べる色が豊富というのは嬉しい特徴ですね。企業様のイメージカラーでオリジナルエコバックを作りたい方にもピッタリの素材です。

不織布の特徴③耐久性は他の素材より低め

前述の通り、不織布は繊維が織り込まれていません。そのため、他の素材と比べると耐久性の面ではやや劣ります。他の素材では、織り込まれた繊維が絡み合う事で強度を上げていますが、不織布は繊維同士が絡みあっていないため、どうしても他の素材よりは強度が弱くなります。

とは言っても極端に脆いというわけではありません。簡単な書類やパンフレットを入れて配布する分には問題なくご利用いただけます。

また、不織布素材は基本的に洗濯には適していません。毛羽立ったり、シワになったりしてしまいますので、洗濯はNGという事も覚えておいていただくと良いと思います。

不織布の特徴④ほかの素材と比べると印刷品質は劣る

不織布バッグの表面は他の素材と比べるとややデコボコしているため、印刷の仕上がりは他の素材と比べると少し劣ります。くぼんだ所にインクが溜まりやすく、色ムラが出やすいという点は覚えておきましょう。そうはいっても文字が読めなくなったり、イラストが判別出来ないという程ではないので、あくまでも比較の話としてご参考にしてください。(小さい文字や複雑なイラストは潰れやカスレが起きやすいのでご注意ください。)

不織布素材のバッグの主な特徴は、上記の様な点になります。価格が安い反面、耐久面や印刷の仕上がりなどはそれなりになってしまうので、その点を注意してもらうと良いと思います。弊社の不織布バッグは通常のシルクスクリーン印刷の他、フルカラー印刷にも対応しています。ご要望に合わせて印刷内容が変更できますので、激安の不織布バッグ製作はぜひエコバッグ市場をご利用ください。

不織布バッグの商品一覧はこちら

 

エコバック素材 その-3 『キャンバス素材』

「キャンバス」とは一般的によく使用される布製品の1つで別名「帆布」とも呼ばれる生地です。亜麻糸や綿糸などで平織にしてある生地のことをいい、厚手の生地となります。トートバックやエプロン、スニーカーの生地として使用されることが多い為馴染みのある素材ではないでしょうか。

では、キャンバスの素材がどんなものなのか、特徴をご紹介していきます。

キャンバスの特徴①耐久性が高く、長期間使う事が出来る

キャンバス生地は耐久性に優れていて水濡れに強く、通気性が良いことも特徴です。耐久性の良さから長期間使う事ができ、使いこむと味が出てきます。一つものを長く大切に使いたいという方に好まれる素材です。

配布用のノベルティも長く使ってもらえればその分ロゴや社名が目に留まる機会も増え、覚えてもらいやすくなります。また、印刷されたロゴが何度も目に入るほど、好感度が上がるという心理効果もあります(ザイオンス効果)。記念品やノベルティとして、長く愛用してもらえるようなオリジナルバックを作りたい方に特におすすめの素材です。

キャンバスの特徴②厚手でしっかりとした質感

キャンバス生地は厚手の10オンス~14オンスを使用しています。そのため中身が透けてしまう事もほとんどなく、丈夫でしっかりした質感のエコバッグになります。コットン生地は透け感があって、人によっては安っぽい印象を受けてしまう人もいるので良いものを渡したいという方にはキャンバス生地でのオリジナルバッグ作成がおすすめです。

また、使い初めは生地が硬くごわついた印象を持たれる方もいらっしゃいますが、使っていくうちに生地は柔らかくなっていきますので使いやすさも兼ね備えたバックとなるでしょう。

キャンバスの特徴③価格は高め

キャンバス生地のエコバッグは厚手となる分、価格も高めとなります。大きさにもよりますが同じ形状のコットンバッグに比べると、キャンバス生地ぼ方が大体1.5倍~2倍くらいの単価になります。もちろん品質に見合った価格ですが、価格最優先という方は不織布やコットン素材のオリジナルバッグ作成がおすすめです。

逆に多少価格は高くても良いバッグを作りたいという方には、キャンバス生地は最適です。ご予算や作成したいオリジナルバッグのイメージに合わせて選んでもらうと良いでしょう。

キャンバスの特徴④シワがつきにくい

厚手のキャンバス生地はシワがつきにくいのも特徴です。コットン素材の場合は割とすぐにシワがついてしまいますが、キャンバス生地の場合は多少の事ではシワがつく事があまりありません。実際に使う人の立場に立ってみると、シワがつきにくいというのは地味に嬉しいポイントではないでしょうか。こういったところもキャンバス生地の良いところです。

 

キャンバス生地は他の素材と比べるとコストは掛かりますが、丈夫でしっかりとしたオリジナルバッグが作成できます。ちょっと良いものを渡したいという方はぜひキャンバス生地のエコバッグ作成を検討してみてください。

エコバック市場ではボトルバックからランチバック、B4の資料などがラクラク入るトートバックなど様々な形状のキャンバスバックをご用意しています。お好みに併せてお客様オリジナルのエコバックを作成してみては如何でしょうか。

 

各用途でおすすめの素材

今回のコラムでは「コットン」「不織布」「キャンパス」と3種の素材についてご案内をしてきました。それぞれの素材の特徴を知って頂いたところで、用途ごとにおすすめの素材をご提案していきたいと思います。

イベントや展示会・説明会にはコットンや不織布がおすすめ

イベントや展示会・説明会で配布するエコバックをお考えでしたら 「コットン」「不織布」がおすすめです。A4サイズの資料が入る大きさのバックを多く取り揃えておりますので資料を入れてお配りすることが出来ます。

イベントでは「不織布」のバックでカラーバックを作成するとより印象に残りますし、展示会・説明会ではナチュラルカラーの「コットン」バックがおすすめです。

オープンキャンパスには不織布がおすすめ

学生さん対象のオープンキャンパスでは「不織布」のバックがおすすめです。低コストでカラーバリエーションも豊富なので、何色かのカラーで作成しても良いかもしれません。

オリジナル不織布バックにキャンパスの資料やボールペンを入れて配布すればより効果が期待できます。(名入れボールペンの販売も行っております)

企業ノベルティにはコットンがおすすめ

企業様のノベルティとして初めてエコバックの作成をお考えのお客様には「コットン」素材がおすすめです。肌触りの良い生地でコンパクトに持ち運びが出来ますので使いやすさ抜群です。比較的価格が安いのもポイントの一つです。

さまざまな厚さや形状のバックがありますので予算や用途に合わせてお考え下さい。

記念品や物販の販売グッズにはキャンバスがおすすめ

記念品やグッズとしてお考えの方には「キャンバス」のバックがおすすめです。厚みのあるしっかりとした生地で丈夫で長持ちする素材ですので企業様の周年記念品などにとても重宝されております。

コストはややあがりますが、大切に使ってもらえるバックになるかと思います。

 

 

以上、今回はエコバックの素材についてご案内してきました。それぞれの素材について、少しでもイメージの参考になれば幸いです。

ノベルティとしてエコバックを作る事には色々なメリットがあります。他の商材と比べて印刷面が広くとれますのでよりデザインの幅が広がり、宣伝効果が期待できます。実用性も高く、配布した方により多く使って頂く事が出来ます。

 

近年ではエコロジーに対する人々の意識、関心が高まってきていますので、環境問題の取り組みの一環としてエコバックを活用してみては如何でしょうか。

おすすめ記事